仕様
顔のシワ・たるみなどを訴える患者への美容鍼治療を、社会心理学で研究が進められている顔の黄金比率と、解剖機能からのアプローチで解説。顔面への鍼治療、筋膜の形を整えるSMASマッサージ、表情筋の拘縮軽減と可動域改善を目的としたマッサージ、代償運動を改善するPNF、患者へのセルフケアのレクチャー法を紹介しています。
また、愁訴の状態・原因を判断するための顔面の筋肉の拘縮度の評価方法、筋力と筋肉の代償運動を評価する徒手検査も写真付きで説明。
論理的な解説でシワ・たるみの原因や、顔面の筋肉や皮膚の構造を理解できると同時に、臨床に取り入れられるテクニックが詰まった一冊。
著書:土門 奏 著
出版年月日:2015/2/10
ISBN:9784752911432
判型・ページ数:B5・112ページ
出版社:医道の日本社
美顔鍼 美顔率と解剖機能からのアプローチ
はじめに
1章 総論
1 総論
2 シワ・たるみとは何か
3 顕微的皮膚解剖からみるシワ・たるみの原因
4 マクロ解剖・機能からみるシワ・たるみの原因
5 美顔率
2章 治療法
1 治療を行う前に
2 診察法
3 シワ・たるみの鍼治療
4 SMAS 治療
5 PNFトレーニング
6 マッサージ
7 姿勢改善
8 肌の色調に対する治療
3章 患者への説明・指導
1 患者へのインフォームド・コンセント
2 美顔鍼同意書の提示
3 予後
4 セルフトレーニング
5 予防法
6 スキンケアアドバイス
巻末
付録1 主観的評価表、付録2 拘縮度評価表、付録3 主運動・代償運動評価表、付録4 視覚的評価表
土門 奏
国際鍼灸専門学校、筑波大学理療科教員養成施設卒業。日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、筑波大学理療化養成施設理療診療部専攻生・研究生、筑波大学大学院体育総合実験棟トレーナーズクリニックを経て、2008年に土門治療院を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 。